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2024.06.20
日銀、円安進行で追加利上げも
日銀が、4月に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表し、複数の政策委員が、外国為替相場の円安進行によって物価上昇率の見通しが上振れすれば「金融政策上の対応が必要になる」と指摘し、追加利上げに前向きな考えを示しました。
日銀は、賃金と物価がそろって上がる動きを注視しており、物価上昇率の上振れが続けばある委員は「(金融政策の)正常化のペースが速まる可能性は十分にある」と述べていて、別の委員は急激な政策変更を避けるため緩やかな利上げを主張。
4月会合では、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0~0.1%程度で据え置き、国債購入も続けると決めています。